ゆるい主婦のブログ

ゆるく、わくわくする。日々の記録。

人生で初のファンクラブに入った話。推しができたということ。

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今週のお題「下書き供養」

 

下書き供養・・・このタイミングでないと出せないと思ったので

今回眠らせていた記事を起こしました。

長いし、ただ想いを綴っただけの記事ですがここで供養しようと思います!

 

今回は私の好きな音楽家についてです。

今まで好きなものを周りに発信することは苦手でした。

それも、誰かに伝えられるほど好きになるものが無かったからです。

今はブログも始めましたし、これも挑戦ということで

推しができた経緯を綴りたいと思います。

  

 

推しとの出会い

私は3年ほど前にsumikaというバンドに出会いまいした。

今まで何かのファンになるということがなかった私にとって

この出会いはかなりの衝撃でした。

 

彼と別れ友達とフェスにいく

まず、どうやってsumikaを知ったのかというと、

初めての夏フェスに友達と行く事になったからです。

その時の私は、結婚を考えていた彼と別れ、仕事を辞めて地元に戻っていた時期でした。

友達はというと、離婚をして再スタートをきろうとしている頃でした。

2人ともそういう時期だったので、何かでスッキリしたいという気持ちが強かったのだと思います。

年齢を重ねて体力がなくなる前に、夏フェスを体験したいという話になり

人生初の夏フェス参戦を決めました。

 

夏フェス参戦前夜、友達と前乗りをしてホテルで話していたときに

友達が絶対見たいバンドとしてsumikaをあげました。

私はなんとなく知っているバンドが見れたらいいかなという感じでしたが、

友達はよく調べていて、私にsumikaのMVを見せてくれました。

見た瞬間、かわいい!かっこいい!歌詞がいい!と私も興奮し、

sumikaの時間に合わせて会場につくように計画を立てました。

もっと前に計画立てとけよと今では思いますが、

初めてだったのでなんとなくでいいかの方が強かったのです。

 

衝撃を受ける

思っていたよりシャトルバスが混んでおり、

会場に到着したのはsumikaが演奏する時間のギリギリでした。

何ステージかある中で、一番入り口から遠いステージでの演奏だったので

2人で猛ダッシュで向かいました。

何とか間に合い、暑い日差しと人ごみの中でくらくらしながら登場を待ちました。

sumikaが出てきた瞬間、歓声が上がって、演奏が始まり・・・

生の楽器の音と、その場の熱量に衝撃を受けました。

初めてでノリ方も知らないのに、気づいたら周りの人の真似をして

手を上げたり、声をだしたり、跳んだりしていました。

とにかく楽しくて、人生迷走していたあの時の私には、

世界が久しぶりに輝いて見えました。

 

その後はフェス気分を味わいながら、いろんなバンドの演奏を見ました。

しかしほぼsumikaの話をしていたように思います。

帰りの車の中でも、sumikaの歌を流しながら、一体どういうバンドなのかを

ひたすら検索して、友達とキャーキャー言っていたのを覚えています。

 

ファンクラブに入りライブへ

それからすぐにファンクラブに入って、ライブがあるとなったら友達と二人で行くようになりました。全国各地チケットが取れたら行っていました。

私と友達は、私が地元に戻ったことによって住む所が離れてしまったので

ライブの度に各地で会えることもとても嬉しかったです。

 

ライブに行って、彼らの人間性や音楽にどんどん魅了されて

私にとってsumikaが心から大好きな音楽家になりました。

どうしてこんなに好きになったのかと考えると、

一番大きいのは最初の出会いなのかなと思います。

初めてのフェスで最初に見たバンド。世界が違って見えたあの感動は

これから味わえることは無いような気がします。

歌も、ロック調だったり、POPな雰囲気だったり、

励まされる歌詞、ダークな歌詞、ちょっと大人な歌詞だったり・・・

いろいろなジャンルがあって、新曲が出るたび新鮮です。

 

ライブのMCなどでトークを聞いていても、一つのバンド対大勢という形ではなく、

ひとりひとりに話しかけてくれているように感じます。

今自分が欲しかった言葉を発してくれたり、何があっても味方でいるという、頼もしさ、安心感を感じることができます。

そういうところが私にとってのsuimkaの魅力かなと思います。

 

推しがいるということ

最初にも書きましたが、私はsumikaに出会うまで、

これが飛びぬけて好き!これが私の推し!というものは

ありませんでした。

自分の推しへの愛情を語る友達などをみて、

どうしてそんなに夢中になれるんだろうと思っていました。

不思議さと、羨ましさがありました。

推しを語る友達はみんな楽しそうでキラキラしていました。

 

推しがいるということは、私の中では、

「辛い事があった時でも帰るべき場所がある」

 という心の支えになっています。

やはり、毎日元気ハツラツ!とはいかないもので、

もうダメだと思うときもあります。

そんな時に、sumikaの音楽を聴いたり、動画を見たりすると心が救われます。

もうダメだとなる前に踏ん張ることができることもありますね。

推しが頑張っているんだから私も!推しならこんなことでくじけない!

と気合を入れ直すことができます。

 

sumikaと出会って私の人生は豊かになったなぁと思います。

大げさかもしれませんが、それくらいの熱量で好きです。

こんなことになるなんてフェスに行くまでの自分は想像していませでした。

人生何が起こるか分からないなと、改めて感じました。

あの夏、私に出会ってくれたsumikaと、

同じものを同じ熱量で好きと言い合える友達に感謝です。

 

それでは。